トライアル合格後

重要なのは空き時間の過ごし方

 念願のトライアル合格!
 しかし、すぐに仕事が来るわけではありません。

  どの翻訳会社も多くの登録翻訳家を擁していますが、そのうち実動している翻訳家は2〜3割なのです。ベテランに仕事が集中し、新人にはなかなかチャンスがまわってきません。

 つまり、翻訳会社に登録できても、仕事が来るとは限らないのです。

駆け出しの時期

  特に駆け出しの頃は、仕事量が安定しません。やっと初仕事が来たと思ったら、また何週間も何か月も音沙汰なし、ということも珍しくないでしょう。一般に、翻訳家がコンスタントに仕事を得られるようになるまでには、2〜3年はかかるといわれています。

 そのため、翻訳家の多くは、仕事量を安定させるために、複数の翻訳会社に登録しています。

 わたしの場合、登録している翻訳会社は5社です。これまでに受けたトライアルの数は・・・もはやはっきりとは思い出せませんが、その倍以上はあるでしょう。そして今現在、お仕事をいただいている会社は3社です。

 仕事に間があいたら、トライアルを受けましょう。他の翻訳会社を探し、あきらめず、根気よくトライアルを受け続けてください。

 また、誰でも、フリーランスで仕事をしていると、必ず手が空く期間が出てきます。

  そんなときわたしは、よく不安になっていました。何か大きな失敗をして、それでもう仕事が来ないのかもしれない、と悪い方に考えがちだったからです。

  でもあるとき、「手があいた期間に何をしておくかが重要。そこに翻訳家として大きな差がついてくる」という言葉に出会いました。どなたがおっしゃってたのか忘れてしまったのですが、この言葉を知ってから、空き時間の捉え方ががらりと変わりました。

  手が空いた。さて、これからどれだけのことができるかな、と思えると、ずいぶんと気持ちが楽になり、同時に引き締まりもします。

  新しくトライアルを受けたり、後回しにしていた調べものをしたり、表現集を充実させたり。『ER』のDVDをレンタルしてくることもあります。

 空き時間を前向きにとらえ、充実させましょう。

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